FLACでの文字化け

ポータブルDAPはこの20年間いろいろ買い替えてきたんだけど、最近はHibyのR5を使用している。良いところも多いのだけれど、日本語データの文字化けが気になっていた。これはすべてのファイルというわけでなく、SJISとUTFの差異かなあ、中華DAPだしなあ、と思っていたのだが、そうではないことがわかった。思い込み申し訳ない。

ロスレスで圧縮しているつもりで、使用しているファイル形式はm4aとflacである。昔のものはm4aなのだが、数年前にiTunesの出来に頭にきて、りんごとは縁を切ることにした(AppleIDも嫌だったこともある)ので、その後EACというソフトを使用してFLACで圧縮している。

このとき曲名などタグをつけてくれるのだが、EACの設定の「ID3tagを追加する」がONになっていると、FLACのタグに加えて、ID3tagが追加されるらしい。このときに日本語だと、ID3tagに文字化けしたコードが設定されるとのことだ。で、再生のときには、DAPによるかもしれないのだけれど、ID3tagがあれば、そちらを表示しようとするらしい。というわけで、原因はEACでのリッピング時にあったのだ。文字コードのせいではなかった。(ただ、もしかしたらそれ以外に古いファイルにSJISが残っている可能性はあるのかもしれないが)

で、対策として今後はEACの設定の「ID3tagを追加する」をOFFにするのだが、今までの大量の作成済みファイルを修正する必要があった。ここでは「Mp3tag」というフリーソフトを利用して、フォルダ単位で修正した。結構な量が溜まっていたので、単調作業だが大仕事であった。

でも修正して入れ直してみると、やはり再生時にきちんと表示されるのは気持ちが良い。ライブラリの管理は重要であるな、もっと早く調べればよかったと反省した次第。

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