ジュゼッペ・マネンテはイタリアの指揮者・作曲家で、彼の作品の多くが中野二郎師によってマンドリン合奏に編曲されています。この曲も原曲は小編成の吹奏楽のための曲ですが、中野二郎師によってマンドリン合奏に編曲され、演奏されてきました。
吹奏楽風Ver.としているのは、原曲の編成によるものではなく、マンドリン編曲譜からちと金管と木管中心に音にしてみたためです。ピアノも入っているし変ですね。前に購入した 8DIO の Modern Scoring Bundle で今まで使用していない、Century Ensemble Brass Bundle を使用してみたのでした。この音源は広い音域で金管の音を出せますが、それぞれの個別の楽器ではなく、金管というくくりでまとまっています。その意味でも「吹奏楽風」なわけです。木管は8DIOのセットには個別にはなかったので(CAGE Bundle には入っているかな)、スネアドラムと大太鼓もあわせて昔からのQLSOを使用しています。
エトルリアはローマに征服される前にトスカーナ付近に存在した小国ですが、それに思いを馳せてなのか、あるいは軍隊について(軍楽隊長だったので)その地を訪れたためなのかはわかりません。アダージョは確かに昔を思い、という雰囲気がありますが、主要テーマは行進曲調です。
YouTube の絵はパウル・クレーのものを再び使いました。
Giuseppe Manente エトルリア 序曲 – 吹奏楽風Ver.
作成情報
作曲者 | ジョゼッペ・マネンテ |
Composer | Giuseppe Manente |
曲名 | エトルリア 序曲 |
Title | Etruria – Sinfonia |
作成年 | 2024 |
作成環境 | Mock brass band Ver. Cubase Pro 13 + Century Ensemble Brass Bundle + QLSO Gold + Dione |
ファイル形式 | 16bit 44kHz flac lossless |
コメント