マンドリン音楽を離れてクラシック音楽から、フランクの「前奏曲、フーガと変奏曲」を超シンプルに作ってみました。ピアノ曲では「前奏曲、コラールとフーガ」「前奏曲、アリアと終曲」などどちらも素晴らしいのですが、あまりにピアノ曲。この「前奏曲、フーガと変奏曲」は元はオルガン曲です。とはいってもよくピアノでも演奏されますし、作曲者自身、小オルガン(ハルモニウム)とピアノのための編曲を作っているそうです。
あまりピアノピアノせずに淡彩な感じでの演奏を目指しました。この最初のテーマだけでご飯が3杯いけます。また、変奏曲で中音部が16分音符の細かい伴奏音型に主テーマが重なって再現する部分は、まさに音楽の奇跡の顕現。いや、まあ奇跡などは自分の認識だけの世界ですが、ここに美があるのだ、と思いたい。。。
というわけで、単純に Analog Lab V によるシンセサイザーとModoBASS 2 によるベースで作っています。
ピアノではポール・クロスリーの演奏のCDを持っていたりするのですが、あまりにピアノピアノしていて私はもっとストイックな演奏が好きなのだ。(いや、フランクの曲のピアノ演奏CDとしては他の曲も含めてこれはこれで素晴らしいのですが)
で、ベルトラン・シャマユがピアノ+ハーモニウム版で演奏しているものが好きだ。なんか派手になりすぎず、淡々とハルモニウムで主題が入ってくるところは泣けそうである。
César Franck 前奏曲、フーガと変奏曲
作成情報
作曲者 | セザール・フランク |
Composer | César Auguste Jean Guillaume Hubert Franck |
曲名 | 前奏曲、フーガと変奏曲 |
Title | Prélude, Fugue et Variation |
作成年 | 2023 |
作成環境 | Cubase Pro 12 + AnalogLab V + Modo BASS 2 |
ファイル形式 | 16bit 44kHz flac lossless |
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