Ernest Bloch コンチェルト・グロッソ 第1番 – プレリュード

20年以上前にマンドリン合奏で演奏できないかと作っていた譜面が出てきたので、入力し直して、音にしてみることにしました。といっても元々弦楽合奏とピアノのための曲であるので、編曲というほどではなく、マンドリン合奏譜として整えたというところです。譜面も日々是出版局で同時公開しておきます。今回は真面目に発想記号なども書き込んでおります。変拍子、複合拍子の練習曲にどうぞ。

エルネスト・ブロッホはスイス出身の作曲家で、欧州で過ごしたあとに、1924年にアメリカ合衆国に移住しています。このコンチェルト・グロッソ第1番は学生演奏家の練習用に作曲されたものですがかっこよいですね。

この曲は、もともと以下の4楽章からなります。

  1. Preludo
  2. Dirge
  3. Pastorale and Rustic Dances
  4. Fugue

どの楽章も良いのですが、そのまま全曲を演奏すると30分弱になるので、25年前の構想では、1. Preludo と 4. Fugue で演奏してみたいと思っていました。2,3楽章が落ちるというのではなく、ちょっと擦弦楽器的な旋律性だったのと、とにかく自分が1,4楽章を好きだったからです。で、1. Preludo の楽譜は作っていたようですが、仕事の関係などもあって、そこで根性をなくしていたようです。

今回 MuseScore4 で楽譜を入れ直してPDFを総譜と各パート譜を作成しています。
・演奏データは使用楽器の音域の関係上、パートによってオクターブ下げて演奏しています。
・演奏データは全部撥弦のみで演奏していますが、合奏時は四分音符より長い音はトレモロで。四分音符はダウンにするかトレモロにするかは指揮者が決めてください。
・1st,2ndパートの三角符頭は最初のダウンストロークのみ演奏するイメージです。(1,2,3弦を同時にダウンストロークしてその後1,2弦でトレモロで続ける)
・ギターのアルペジオ部分はギターが効果的に響くように自由に修正してください。

なお4楽章のフーガもかっこよくてつなげたいのですが、今は今で根性が尽きたので、またいつの日か追加したいです。。。


Ernest Bloch コンチェルト・グロッソ 第1番 – プレリュード

作成情報
作曲者エルネスト・ブロッホ
ComposerErnest Bloch
曲名コンチェルト・グロッソ 第1番 – プレリュード
TitleConcerto grosso No.1 – Preludo
作成年2024
作成環境Cubase Pro 13 + KH Chamber Strings Adaptive + Nu Guzheng v2 + sforzando(Koto) + Miroslav Philharmonik 2 CE + 8-string Acoustic Bouzouki
ファイル形式16bit 44kHz flac lossless

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