Marco Enrico Bossi 祝祭的なプレリュード

ボッシはイタリアのオルガニストで作曲家。石村先生が管弦楽曲をマンドリン合奏用に編曲されていますが、私はオルガンソロ曲から選んでいます。ボッシの曲は、噛みしめると噛んだだけが味が出る曲を作っていますが、派手でキャッチーな旋律はないのです。
この曲は「祝祭的なプレリュード (Preludio Festivo)」というオルガンソロ曲が元ですが、同様にオルガン曲から選んだカペレッティの曲が「交響的フィナーレ」だったので、対抗してプレリュードを選んでみました。曲は単純な5つの下降音が元となって、第一主題およびそのリズム的な変形で6/8拍子のフーガ主題が作られています。中間でフーガの6/8拍子の中に2/2の第一主題のリズムが戻ってくるところがかっこいい。この部分はオルガンで強調してみました。ボッシの曲では「黄昏のうた」も昔作ったものなどすでにおいていますが、YouTube用に作り直そうとは思っています。

日本でのお祝いといえば箏ということで、箏とオルガン(シンセです)とベースを組み合わせています。お祝いと箏ということで、YouTubeの絵には、安藤広重の「名所江戸百景」からお祭り的なものを中心に選びました。


Marco Enrico Bossi 祝祭的なプレリュード

作成情報
作曲者マルコ・エンリコ・ボッシ
ComposerMarco Enrico Bossi
曲名祝祭的なプレリュード
TitlePreludio Festivo
作成年2024
作成環境Cubase Pro 12 + Kaguya(koto) + Modo Bass 2 + Analog Lab V
ファイル形式16bit 44kHz flac lossless

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