ジョヴァンニ・ズガンバーティはイタリアの作曲家(1841-1914)で、マルトゥッチと同じくイタリアオペラ全盛期にオペラを書かずに純器楽曲を書き続けた人です。Te Deum Laudamus Op.20 はハーモニウムと弦楽のために書かれた曲で、私は「19世紀のサロン音楽」というCDで知りました。キリスト教には縁のない私ですが、それでも感動的だったので自分でも入れてみたくなりました。
この曲は人気があったのか、作曲者自身の手でいろいろな楽器編成で編曲出版されているようですが、ここでは大本のハーモニウム+弦楽で作成しています。このような曲がサロンで演奏されていたのでしょうか?いまや失われた世界なのかな。悲しいことです。
ハーモニウムを使用しているということで、オテロ=ラッタの英雄葬送曲のあとにアンコールとして演奏すると、長歌に対する反歌のようで収まりが良いかも。曲も人間の視点から神の視点に切り替わるようで、なんだか味わい深い。。。かも。
YouTubeでは、エル・グレコの絵を使用しています。なお扉絵は作者自身による編曲譜のものなので、Op.28 となっています。曲はOp.20の弦楽+ハーモニウム編成のものをもとに作成しています。
Giovanni Sgambati テ・デウム
作成情報
作曲者 | ジョヴァンニ・ズガンバーティ |
Composer | Giovanni Sgambati |
曲名 | テ・デウム |
Title | Te Deum Laudamus Op.20 |
作成年 | 2024 |
作成環境 | Cubase Pro 13 + KH Lyric SQ + Analog LAB V + Modo Bass 2 |
ファイル形式 | 16bit 44kHz flac lossless |
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